2014年ワールドカップ、日本への評価は？

ワールドカップ本大会が始まる前、
海外からの日本代表チームへの評価は高かった。

かつてのイングランドのエースストライカーであったマイケル・オーウェン氏は、
アルゼンチンの3度目の優勝を予想し、
日本代表はベスト8に入るチャンスがあるとワールドカップ大会前に述べていた。

またデンマーク代表のモルテン・オルセン監督は
日本代表を２０１４年ブラジルワールドカップのダークホースに挙げていた。

去年11月にヨーロッパ遠征をした時は、
強豪のオランダとは2点のビハインドから同点に追いつき引き分け。

相手のエースロッベンからオランダは負けなくてよかったと言わせた。

また数日後に行われたベルギー戦では敵地で3点を奪って勝利を挙げた。

今年に入ってからの強化試合では4戦全勝であった。

ザックジャパンは本大会でどのような戦いを見せてくれるのだろうかというのが
国内外を問わずに期待を集めていた。

しかし残念ながらコートジボアール戦の日本の戦いは
今までの戦いがうそではないかというくらいに消極的だった。

相手エースのドログバが途中交代で出場してからは、
さらに消極的になって臆病とも言える内容だった。

試合後の日本代表チームへのプレー内容に対して、賞賛する声は聞こえなかった。

その一方で海外から賞賛を集めたのは日本のサポーターたちであった。



彼らはスタジアムに落ちたゴミを拾い始めた。

代表チームのプレーについて高い評価は得られなかったが、
日本のサポーターたちは海外のサッカーファンや関係者たちの心を掴んで高い評価を得た。

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